朝食をとるメリットとは?

朝食をとるメリットとは?

皆さんは朝食を欠かさずとっていますか? 今回は、「朝食をとると体にどんなメリットがあるのか」についてご紹介しましょう。


a.体のスイッチON


朝食は一日のはじまりの大事なスイッチ。

人間の体には、25時間周期で睡眠や体温などの変化をつかさどる「体内時計」と呼ばれるものがあります。体内時計によって作られる「体内リズム」と「生活リズム」にズレが生じると、体に大きなストレスがかかります。

このズレをリセットするためには、朝日を浴びて毎朝決まった時間に朝食をとることが大切です。

 

b.脳にもエネルギー補給


脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖は、主食であるご飯などに多く含まれています。ブドウ糖は寝ている間も消費され続けるので、起き抜けの脳はブドウ糖が不足し、イライラや集中力の低下につながります。

朝ごはんをしっかり食べると脳と体を目覚めさせ、元気に一日のスタートをきることができます。

また、朝食をとると体温が上がります。体温の上昇とともに脳を活性化させ、「やる気」と「集中力」が出て、一日の活動の効率やパフォーマンスを上げることができます。

 

c.便秘や肥満を予防する


朝食をとると、胃や腸を刺激し、腸が動き始め便意がおきやすくなるため、便秘予防になります。

朝食をとらないと、胃が長時間空腹状態になるため、体が飢餓状態になり、1回の食事量が増えたり、早食いになったりする傾向が高まります。

その結果、脂肪を蓄えやすくなり、肥満の原因になります。

一日三食リズムよく食べることで、便秘や肥満の予防になりますよ。

 

d.丈夫な体づくりに欠かせない


特に成長の子どもは体が小さくとも一日中活動しているので、たくさんの栄養素を必要とします。

三食しっかりバランスよく食べ、一日に必要な栄養素量を満たすことで、丈夫な体づくりをサポートします。





朝食をとらない成人は、子どもの頃から朝食をとる習慣が身についていない傾向にあります。

健康な子どもの成長は、幼少期からの食習慣とその土台作りは不可欠です。



愛情をこめて作った朝食は、体の成長や脳の働きをよくするだけでなく、きっと心にも良い影響を与えてくれることでしょう。



Text by くまこ/食育インストラクター

 

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