カリフラワーが美味しい季節がやってきた!

カリフラワーが美味しい季節がやってきた!

冬にかけて旬を迎えるカリフラワー。しかし、形状が似ているブロッコリーの方が手に取りやすく、食卓への登場回数も多いのではないでしょうか? 今回は、ブロッコリーにも負けない!魅力たっぷりのカリフラワーをご紹介します!


【カリフラワーってどんな野菜?】


ブロッコリーやキャベツ、菜の花などの仲間で、アブラナ科の一種です。ブロッコリーが緑黄色野菜なのに対し、カリフラワーは淡色野菜になります。

標準和名では「ハナヤサイ(花椰菜)」と言います。

外葉でつぼみを包むようにして覆われており、日光に当たらず育つため白くなります。

淡泊な味わいとコリコリとした食感が魅力のカリフラワーは、パンチがあるカレー味や濃厚なホワイトソースなどとの相性が抜群です。







【どんな栄養素が含まれているの?】


味が淡泊で、「栄養があまりなさそう…」と思われがちなカリフラワーですが、実は栄養豊富な野菜なのです!注目すべき栄養素がこちら!



●ビタミンC

免疫力を高めて風邪や肌荒れを予防するほか、ストレスの緩和や老化予防にも働きます。

ビタミンCはつぼみ部分よりも茎に多く含まれるため、あまり切り落とさずに食べるようにしましょう。



●葉酸

水溶性のビタミンB群の一種です。

貧血予防のほか、胎児の正常な発育を助ける働きがあり、妊娠中の方や妊娠を予定している方には特におすすめの栄養素です。



●イソチオシアネート

カリフラワーなどのアブラナ科の野菜にはイソチオシアネートという成分が含まれており、血液をサラサラにしたり、がんや生活習慣病の予防に働きます。







【「カリフラワーは「白」以外もある!】


一般的に『カリフラワー=白』というイメージがありますが、近頃は紫色の「バイオレットクイン」やオレンジ色の「オレンジブーケ」、黄緑色の「グリーンカリフラワー」など、カラフルなカリフラワーが店頭に並ぶようになりました。

電子レンジでの加熱は、茹でるよりも色が退色しにくい上、ビタミンCの損失も少ないのでおすすめです!





カリフラワーは寒くなるこれからの時期、みずみずしくて食感の良いものが多くなるので、皆さんも是非チェックしてみてくださいね☆



Text by ろい/食育インストラクター

 

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