野菜や果物、魚を食べる時は「旬」のものが良いと聞いたことがあると思います。 しかし、何が良いのか、旬とはいったい何なのかよくわからない方も多いのでは? 今回は、そんな旬についてのお話です。
【旬とは】
旬とは、自然の中で育てた野菜や果物がとれる季節や、魚がたくさんとれる季節のことです。食べ物によってその時期は異なりますが、旬の食材は一番おいしくて栄養もたっぷりです。また、旬には「走り」「盛り」「名残」と時期によって違う呼び方があります。旬の少し前、市場に出回り始めたころを「走り」。その食材の美味しさが一番引き出されて、栄養価も高まる「盛り」。過ぎる旬を惜しむ「名残」があります。一言で旬といっても3回も楽しめるのは素敵ですよね。
【旬の食材を食べると何がいいの?】
旬の食材を食べようとよく聞きますが、これにはきちんと理由があります。旬の食材には、その時期に人の体が求める栄養素を自然と多く含んでいます。
例えば、夏に旬を迎える野菜や果物は、体の熱を冷ます効果や夏バテ予防効果があります。一方で、冬に旬を迎える野菜や果物には体を芯から温める効果があります。
魚の旬と呼ばれる時期は産卵前です。基本的に産卵前に脂がのり、栄養をつけるため美味しくなるといわれています。また、季節ごとの気候や水温の変化によって魚の味や食感にも変化があるため、より風味豊かで食べ応えがあります。野菜や果物と同様に、その季節に適した栄養素が豊富に含まれています。
旬のものを食べることは、その季節に対応した体づくりをするということなんですね。
今日では、ハウス栽培や養殖も盛んで、一年を通して手に入る食材も多く、旬のものが分かりにくくなっていますが、旬のものはたくさん出回るからこそ比較的安く手に入るので、積極的に取り入れたいです。
いかがでしたか?旬について知っていただけたと思います。四季がある日本だからこそ旬のものを取り入れて、季節に合った体づくりを心がけましょう。
Text by あお/食育インストラクター
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