皆さんは、「超加工食品」という言葉を聞いた事がありますか? 今回は、おいしいけれど注意が必要な「超加工食品」についてのお話です。
【「超加工食品」って何?】
読んで字の如く、『加工の程度が非常に高い食品』を指します。国内ではまだ正式に定義されていませんが、世界的にはブラジルのサンパウロ大学の研究者によって2009年に考案された「NOVA分類」をはじめ、いくつかの分類法があります。超加工食品の代表的なものとして、菓子パンやスナック菓子、カップ麺などのインスタント食品、清涼飲料などが挙げられます。
【摂り過ぎには注意!でも全てが悪い訳ではない】
超加工食品は多く摂取すると、食事の質が低下する可能性があります。また、超加工食品の摂取量は、体格指数(BMI)や年齢と関連することが諸外国の研究で示されています。しかし、超加工食品の中にはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なものもあり、一概に全て控えるべきだとは言えません。ただし、一般的な傾向として、加工の度合いが高くなるほど食品に使われる砂糖や塩、添加物の量は多くなります。
健康のためにも、以下のことを是非心掛けましょう。
・1日に摂取する超加工食品の量が多くなり過ぎないようにする
・超加工食品にかかわらず、たんぱく質やカルシウムの摂取源となる食品(魚、豆類、乳製品)や野菜を意識して摂取するなど、基本的な食事のバランスを整える
・食品を選ぶ時はパッケージの栄養成分表示をチェックし、糖質や脂質、食塩や添加物が多いものはなるべく控える
・甘過ぎるものや塩辛いものは、食べる量や頻度を減らす
超加工食品は「脂肪と糖分」「脂肪と塩分」「炭水化物と塩分」のいずれかの組み合わせが多く、それらを『おいしい』と感じるため、つい沢山食べてしまうのです。
実際、店頭には数多くの超加工食品が並び、日本の食生活に非常に浸透していると言えます。
“日々の食事が未来の健康に繋がる”という意識を持って、超加工食品と上手に付き合っていきましょう。
Text by ろい/食育インストラクター
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