ブロッコリーが追加?「指定野菜」とは

ブロッコリーが追加?「指定野菜」とは

物価が高騰している今、家計を圧迫しているのは野菜などをはじめとする食品の値上げではないでしょうか? そんな中、2026年4月からブロッコリーが指定野菜として追加されます!


【指定野菜とは?】

指定野菜とは、全国的に流通し、消費量が多い野菜、もしくは多くなることが見込まれる野菜のことで農林水産省が定めます。
国民消費生活上重要な野菜として、天候不順などで価格が急騰しても、生産者や流通者が供給を安定させるための対策を講じ、野菜の値段を安定させることで国民がいつでも野菜を食べられるように指定しています。

【指定野菜にはどんなものがあるの?】

キャベツ・きゅうり・里芋・大根・トマト・なす・人参・ねぎ・白菜・ピーマン・レタス・玉ねぎ・じゃが芋・ほうれん草で14品目(2025年11月時点)です。
2026年4月にはブロッコリーが追加されて15品目になります。
新たに追加されるのは1974年のじゃが芋以来、なんと52年ぶりです。

【ブロッコリーが指定野菜に追加された理由とは?】

野菜の消費量はほとんどの野菜において横ばいか減少傾向の中、ブロッコリーの消費量は年々増加しています。農林水産省の野菜生産出荷統計によると、ブロッコリーの出荷量は1990年代と比較して2023年にはおよそ2倍近くまで増加しています。
またブロッコリーは栄養価が高く、β‐カロテンをはじめビタミンC・ビタミンK・葉酸・鉄・食物繊維などが豊富に含まれています。
近年の健康志向の高まりの背景とともに、ブロッコリーは下処理に手間がかからない、彩り野菜やサラダなどに使いやすい、冷凍野菜としても手軽に使えるなどの理由で指定野菜に選ばれたようです。


【特定野菜とは?】

指定野菜と混同されやすいものに「特定野菜」があります。
どちらも国民の生活に欠かせないと認められた野菜という点では変わりないですが、「指定野菜」は国民生活に直結する最重要野菜、「特定野菜」は地域や需給に配慮した準主要野菜として位置づけられています。また、「指定野菜」は国(農林水産省)が指定し、「特定野菜」は都道府県知事から申請に基づいて農林水産省が定めます。
特定野菜は、小松菜・チンゲン菜・水菜・春菊・三つ葉・ブロッコリー(※)・カリフラワー・セロリ・アスパラガス・ふき・ニラ・わけぎ・にんにく・らっきょう・みょうが・しょうが・かぼちゃ・にがうり・しし唐・さやいんげん・さやえんどう・グリンピース・スイートコーン・そら豆・枝豆・オクラ・イチゴ・メロン・スイカ・かぶ・ごぼう・れんこん・山芋・さつま芋・生しいたけの35品目です。
(※)ブロッコリーは2026年度から指定野菜に変わります。

いかがでしたか?
指定野菜や特定野菜が増えると、年間を通して比較的安定した価格で購入できるので私たちの生活にとって大きなメリットですね。
毎日の食事で欠かせない野菜。
健康維持のためにも積極的に野菜を献立に取り入れ、おいしく食べましょう♪

Text by くまこ/食育インストラクター


   

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