揚げ物の彩りだけじゃない! パセリのお話

揚げ物の彩りだけじゃない! パセリのお話

「彩りに緑があと少しあればもっと美味しそうに見えるのに…」 そんなときに役立つ存在が、パセリです。香りが良く鮮やかな濃い緑色は、お皿に盛り付けた料理の片隅に添えるだけで、華やかな印象にしてくれます。 しかし、パセリは添え物だけでは終わらない魅力もある野菜なのです!


【パセリの種類と効能】


日本で流通しているパセリは大きく2種に分けられます。ハーブの一種として扱われるイタリアンパセリと、揚げ物などの彩りとして添えられるパセリです。今回のテーマとなるのは、後者のパセリです。
パセリの濃い緑色は、ファイトケミカルの一種であるクロロフィルと、β‐カロテンが豊富に含まれているからです。ファイトケミカルは植物が紫外線などから身を守るために分泌している成分で、強い抗酸化作用を持ちます。そのため、細胞の老化を防いだり、動脈硬化の予防などが期待できます。
β‐カロテンにも抗酸化作用があるほか、体内で必要な分だけビタミンAの代わりに使われる特徴があります。また、皮膚や粘膜を健康に保つので、肌の調子を整えるのに役立ちます。
さらに、パセリにはβ‐カロテンと一緒に食べると相乗効果が得られるビタミンCも多く含まれます。ビタミンCはコラーゲンの生成やストレスの緩和などに使用されます。
つまり、これらの栄養素を多く含むパセリは、健康や美容のためにはぜひ食べておきたい野菜です。添え物だからと残してしまうのは勿体ないですよ!

【パセリのおすすめの食べ方】


パセリは生食すると苦みやえぐみを感じることの多い野菜。また、繊維質が多く食感がかたいと感じることもあるので、味に慣れないうちから添えとして盛られたパセリを生食するのは、難易度が高いかもしれません。
まずは、パセリを使った料理を少しずつ食べて味に慣れるのがおすすめです。みじん切りやペーストにしたパセリを加えたソースやドレッシングなどからチャレンジすると、パセリの風味がアクセントになって香り良く食べられるので、ハードルが低くなります。また、味噌やマヨネーズなど、濃厚な調味料と合わせると苦みが抑えられます。
食感が苦手な場合は、さっと素揚げにすると葉の部分がサクッとして食べやすくなります。揚げることで苦みが抑えられるので、こちらもおすすめの食べ方です。

身体によい栄養素をたくさん含むパセリ。味や食感から生食は避けていたという方も、ぜひひと手間加えて召し上がってみて下さいませ!

Text by はむこ/食育インストラクター
   

関連レシピ

カテゴリ