欠食、ついついしていませんか?

欠食、ついついしていませんか?

仕事や家事、育児などで忙しいと、ついつい食事が疎かになってしまう事もありますよね。 気が付けば1日2食、さらには1日1食になってしまっているなんて場合も…。 今回は、3食の中で欠食しがちな「朝食」に注目していきたいと思います!

【「朝食」をとるメリットは?】

眠い、食べるのが面倒、時間がない…。朝ご飯を食べない理由は人それぞれです。
『エネルギーや栄養は、昼や夜でしっかりとっているから問題ない』とお考えの方もいるかと思いますが、朝食は体と脳を働かせるパワーの源となり、その役割は3食の中でも特に重要です。
朝食をとることに、どんなメリットがあるのかを以下にまとめました!

●体のリズムが整う
朝食は、1日の始まりを告げるスイッチです。
欠食してしまうと体のリズムが崩れ、頭も体もぼんやりしたまま過ごすことになります。毎朝、決まった時間に朝食をとるように心がけましょう。

●体温を上昇させる
朝食をとると体温の上昇と共に脳が活性化され、やる気と集中力がアップします。

●脳のエネルギーを補給する
私たちの脳は、「ブドウ糖」をエネルギー源として使っています。
朝食でブドウ糖をしっかり補うと、脳と体を目覚めさせることができます。

●便通をよくする
腸の働きは、朝の時間帯に最も活発になります。
朝食をとったり、軽い運動をすることで、大腸の活動がさらに促進されて便通がよくなります。
便秘の弊害は、腸内環境の悪化だけでなく、肌荒れや食欲不振などさまざま。
食物繊維を多く含む野菜や善玉菌を含むヨーグルトなどは、腸にとって何よりのごちそうになるので、積極的にとるようにしましょう☆


ここまで、朝食の重要性をご説明してきましたが、今まで朝食を食べる習慣がなかった人がいきなり毎日食べるようにするのはなかなか難しいもの…。
なので、まずは『朝に何か口にする』ことから始めてみましょう。
インスタントの味噌汁やスープを飲んでみるのもおすすめ!温かいものを食べると体も目覚めやすくなりますよ。
食べる習慣が身についたら、今度は栄養のバランスを考えてみましょう。
たんぱく質が豊富な卵や乳製品・ハム・納豆、食物繊維・ビタミンを含む野菜や果物をとり入れたり、食パン・ご飯などの主食も組み合わせてみてください。


食は、健やかに生きる上で欠かせないものです。
皆さんも、日々の自分をつくる食事を見つめ直してみませんか?

Text by ろい/食育インストラクター

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