女性に嬉しい栄養素がたっぷり☆「カレイ」を食べよう!

女性に嬉しい栄養素がたっぷり☆「カレイ」を食べよう!

煮付けや唐揚げ、ムニエルなどに調理される事の多い「カレイ」。 高たんぱく、低脂質で消化吸収に優れているので、体調が優れない時にもおすすめの食材です。 今回は、そんなカレイの魅力に迫ります☆

【「カレイ」ってどんな魚?】

カレイは水深100mの浅い海から1000mの深海まで幅広い分布域をもつ魚です。
体が平たく、「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、両目が体の右側についているのが特徴です。(※ただし、ヌマガレイのように左側に目があるものもあります)
カレイはよくヒラメと比較されますが、ヒラメは比較的俊敏に動くのに対し、カレイは砂底からあまり動かないと言われています。
また、ヒラメよりカレイの方が長寿で、カレイは50年ほど生きる種類もいるようです。そのため成長が遅く、ヒラメに比べると養殖に不向きとされています。

【実は種類が豊富!】

カレイは種類が多く、大きさも20㎝程度の大きさのものから、大きくなると2mを超える大型のものもあります。
食用とされているのは30~50cm程度のもので、「マガレイ」や「マコガレイ」、「ナメタガレイ」などが代表的な種類です。

【カレイにはどんな栄養があるの?】

今回は、夏と冬の年2回、旬を迎える「マコガレイ」に多く含まれている栄養素を一部ご紹介します。

●ビタミンD
カルシウムとリンの吸収を助け、強い骨と歯を作るのに役立つため、女性に多い骨軟化症や骨粗しょう症の予防に働きます

●ビタミンB12
たんぱく質の合成やアミノ酸の代謝に関わる栄養素です。また、正常な赤血球の生成にも関与し、貧血を予防します。

●ナイアシン
500種以上の酵素の補酵素として、エネルギー産生や、糖質・脂質・たんぱく質の代謝、DNAの修復や合成など、様々な機能に関わっています。
二日酔いの原因にもなる「アセトアルデヒド」を分解する酵素の補酵素として働くため、お酒をたくさん飲む人におすすめの栄養素です。

また、えんがわの部分にはコラーゲンが多く含まれ、ハリのある健康的な肌に導いてくれる他、関節疾患を予防する効果が期待できます。


カレイの一般的な旬の時期は夏ですが、冬は子持ちカレイが出回り、卵も美味しく食べる事ができるので人気です☆
皆さんも是非召し上がってみてはいかがでしょうか?

Text by ろい/食育インストラクター
 

関連レシピ

カテゴリ