成長期と同じじゃダメ?大人のおやつの選び方

成長期と同じじゃダメ?大人のおやつの選び方

仕事や勉強などで忙しい一日を過ごしていると、休憩時間には甘いものが欲しくなりませんか?でも、大人になっておやつを前にすると、生活習慣病やダイエットなど、いろいろなことが気になって十分に楽しめない方もいらっしゃいますよね。 今回は大人がおやつを楽しむためのお話です。

【大人おやつの選び方】

成長期の体は代謝が良く、エネルギーに変わりやすいので、おやつの時間は足りない栄養素を補う補食の意味が大きいです。
しかし、体が出来上がった成人になると、エネルギーは三食の食事で摂れるので、余ったエネルギーは脂肪として体に蓄積します。
そのため、大人がおやつを罪悪感なく楽しむには、「低エネルギーのおやつを選択する」、「食事の量を少し減らす」、「運動などで消費する」などの工夫が必要です。
例えば、洋菓子と和菓子なら、和菓子の方が低脂肪でエネルギーが少なめです。普段のおやつは和菓子を中心にして、洋菓子を食べる時は食事の量を少し減らして調整する(※一食丸ごと抜くのは、おやつを余分に食べてしまう原因になるので避けてください)などの決まりを作るとよいでしょう。
ちなみに、ごはんやパンなどの主食の量を調節する場合は、食後に活動予定の少ない夕食の分から減らすのが効率的です。

また、日本人に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどの栄養素を含むおやつを選び、大人の補食とするのも良いですね。
食物繊維の豊富な野菜や、寒天などの海藻を使ったおやつは比較的低エネルギーなものが多く、おすすめです。カルシウムの多い牛乳・チーズをメインにしたおやつもたくさんありますが、エネルギーが高くなることがあるので、量を調節して召し上がってください。

大人でもおやつを食べたいと思うのは当然のことです。ぜひご自身に合った方法で楽しんでください☆

Text by はむこ/食育インストラクター
 

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